リバーセル株式会社は、病気になったらT細胞製剤で治療する時代を開拓することをビジョンとする。
京都大学の河本宏教授が2013年に世界で初めてiPS細胞から抗原特異的再生キラーT細胞の誘導に成功したことを発端とし、2019年に設立された。
がんの新規罹患者は全世界で年間2000万人と言われるが、うち約40%は寛解が見込めない患者群で、リバーセルはこれらのアンメットメディカルニーズの解決に貢献する。
当社が保有する特許技術を用い、多能性幹細胞からがん細胞を殺傷可能なT細胞を再生した「超汎用性他家T細胞製剤」を実現し、標準治療では根治の難しい進行性・再発性のがんに新しい治療法を提供する。
この「他家免疫細胞療法」は、がんのみではなく感染症、自己免疫疾患、アレルギー等の免疫が関連する疾患にも有効である。ゆえにその実現は、これまで治療が困難とされてきた病気に根治という希望を届けるものである。
関心のあるエリア
視察受け入れ可否
不可
取り組んでいるSDGs
3.すべての人に健康と福祉を
登録キーワード
リバーセルが提供する他家免疫細胞療法は、多能性幹細胞に抗原を特異的に認識するT細胞受容体遺伝子を導入し、高い細胞傷害活性と腫瘍浸潤能を持つキラーT細胞再生することで、血液がんのみならず固形がんへの適応を期待できる細胞療法です。再生した細胞は冷凍結保存しておくことでoff-the-shelfにjust-in-timeの治療を提供することを可能にします。基盤となる技術は世界各国で特許化されています。
TCR-iPSC法(PCT/JP2015/070623)
DP単離法(PCT/JP2017/0153589
TCRカセット法(PCT/JP2019/029537)