化学工業

株式会社MOLFEX

株式会社MOLFEX

MOLFEXは新手法による機能性材料の受託分子設計サービスと解析ソフトウェアを提供します。
従来の材料開発では、求める機能と分子構造との関係が自明ではなく、実験による試行錯誤が必要でした。近年では膨大な実験データによるMaterials informaticsが盛んに行われています。一方で、京都⼤学で開発された電子と分子振動を取扱うVibronic coupling density(VCD)理論は、大量のデータを必要とせずに光や電子の関わる機能と構造の関係を明らかにするもので、なぜその構造が優れているかという説明を与え、さらに望ましい機能を持った材料をピンポイントで設計できます。
この分子設計手法が実用材料に適用可能な水準にまで到達したため京都大学発スタートアップとして起業しました。
MOLFEXはサービスを通じてマテリアル設計技術を社会実装し、マテリアル開発に貢献していきます。
関心のあるエリア
  • 北米
  • 欧州
  • 東南アジア
  • 中国
  • 東アジア(中国以外)
  • オセアニア

視察受け入れ可否

可能又は条件次第で可能


取り組んでいるSDGs

登録キーワード
MOLFEXでは、機能性分子を設計するための技術として振電相互作用密度理論に着目し、それに基づく独自ソフトウェアをも開発しました。理論・ソフトウェア・知識を活用して分子設計を行います。振電相互作用は分子振動と電子の間の相互作用であり全ての分子に存在する相互作用です。従来では振電相互作用はさほど重要視されていませんでしたが、精密に分子設計するためには必須です。一つ一つの分子を丁寧に解析し、そこから得た知見を基にして分子設計を行います。MOLFEXの分子設計技術は大量の実験データによるMaterails Infomatics(MI)では与えられないwhyを提供でき、MIの補完にもなります。

機能性材料の分子設計
受託分子設計サービス
解析ソフトウェアご利用サービス(予定)